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運行管理者について
運行管理者は運送業を行う上で必要な国家資格で、おもに事業用自動車の運行の安全を確保するための業務を行います。
所有車両台数によって、必要人数が変わります。
例) 一般貨物自動車運送事業 1営業所あたり
5両~29両 | 運行管理者 1人 |
30両~59両 | 運行管理者 2人 |
60両~89両 | 運行管理者 3人 |
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運行管理者になるための要件
運行管理者になるためには主に2通りの方法があります。
貸切に関しては①の方法しか認められません。
①運行管理者試験に合格する
試験の種類は旅客と貨物の2種類があります。
試験は年2回行われます。
受験資格(どちらかを満たしていること)
- 事業用自動車(事業の種別は問いません)の運行管理に関する1年以上の実務の経験を有すること。
- 自動車事故対策機構(NASVA)等が行う基礎講習(3日間)を受講した者。
試験問い合わせは、運行管理者試験センターへ。
②運送事業の運行の管理について一定の実務経験を積む
- 取得する事業の種類(一般乗合旅客、一般乗用旅客、特定旅客、貨物)の運行の管理に関して5年以上の実務経験を有すること。
- さらに、その間に5回以上、自動車事故対策機構(NASVA)等が行う講習を受講すること(基礎講習と一般講習があり、少なくとも1回は基礎講習を受けること。また、同一年度の一般講習及び基礎講習は1回とみなされます)